草野球でバットの重さは気にした方がいいの?
バットの重さで何が変わる?
草野球バット重さについて、この記事をご覧いただきありがとうございます!
結論を先に言うと、バットの重さは重い方がいい。
理由は、僕の実体験と野球経験・未経験に関わらず、重めのバットを使ってみて手ごたえがあるという反応を得られたからだ。
草野球バットについては、以下のようなコンテンツをご用意しています。
草野球バットの長さは気にするな!実体験と検証結果から詳しく解説
草野球バットの選び方は店頭で振る!おすすめショップと大事なこと
この記事では、草野球バットの重量級を使うことで得られるメリットや、使ってきたバットの重さの比較してわかったことについて解説しているよ!
※当サイトはアフィリエイト広告を利用しています
バットの重さは重量級がいい
僕が、軟式バットをいくつか使ってみて感じたとこは、バットの重さが重いほど飛距離は伸びる傾向にあること。
つまり重量級がいい。
草野球のバットは一般軟式の区分になっているけど、重さは700g前後から800g前後となっている。
この範囲で言えば重量級は800g前後だ。
理由は、僕がこれまで大学から草野球で軟式バットを複数使ってみて感じたからだ。
複合・金属・木製・カーボンと素材も様々。
重さに焦点を当ててみれば、重量級のバットが飛距離の面では秀でていた。
実際に飛距離が出ていたのは、800g、850g、900gが飛ぶイメージがある。
なぜ重量級バットがいいのか?
重量級バットが良い理由は、何も飛距離だけではない。
重いバットを扱うことで得られるメリットは以下の通り。
- 練習を怠らなくなる
- 腕だけで振らなくなる
- ヘッドを効かせたスイングが身に付く
一つずつ解説していくね!
練習を怠らなくなる
軽いものよりは、重いものの方が当然扱いが難しくなるよね。
重いバットで、日々素振りやバッティングをしておけば、だんだん体は慣れてくる。
筋トレにも似たようなことがあるよね。
最初は、重かったのにトレーニングを続けることでそのウェイトに慣れてくる。
怠けて素振りを怠れば、扱いきれなくなるので怠け防止に一役買う。
腕だけで振らなくなる
軽いバットはとても扱いやすい。
だけど、その扱いやすさのせいでバットを振り回してしまう。
と、余計な力は入るし下手をすれば腕だけで打ちにいく。
そうした楽なバッティングを続けていると、全身を利用したスイングをしなくなってしまう懸念がある。
重量のあるバットであれば、腕だけでも扱いづらい。
なので、全身を使ってバットを振ることを覚える。
ヘッドを効かせたスイングが身に付く
軽いバットは、どうしてもヘッドに重みを感じないから、スイングの手ごたえがよくわからない。
上の項目でも言ったけど、腕だけのスイングだとバットの重みを利用したスイングができなくなる。
バットのバランス兼ね合いもあるけれど、ヘッドに重みがあれば軽いものよりも、遠心力が働いていることが体感できる。
使用バットの重さ比較してわかったこと
僕は、様々なバットを使ってみて重量級と言われる部類のバットを使った方がいいと感じている。
何故かというと、自分で打った時の感覚やバットの打ち比べをして興味深い発言を得られたからだ。
重さの異なるバットを使った印象
僕が大学時代(軟式)~現在に至る草野球で使用してきたバットは以下の通り。
- ミズノプロモデルイチローモデル(カーボン) 85㎝重さ不明
- ミズノプロモデル城島モデル(カーボン) 84㎝730g
- ZETT ゴーダGH 85cm850g
- ミズノビヨンドマックスキング 84㎝800g
- SSKハンターマックス 84㎝720g
- SSKハンターマックス 86㎝770g
- ルイスビルスラッガーPRIME C271 86㎝710g
- ザナックス合竹バット 84㎝900g
- ミズノメイプル(逆輸入) 86㎝1,000g
- ZETTブラックキャノンGREAT(スペック不明)
- ミズノビヨンドマックスギガキング02 85㎝750g
バットの重さの範囲は、730g~1,000gだ。
試合やフリーバッティング、バッティングセンターで使用してみた結果、印象が強かったのは、ビヨンドマックスキングとギガキングだ。
ビヨンドマックスキングは、長打率が高くホームランも打った実績がある。
ビヨンドマックスギガキングも、バッティングセンターの試打のみだったけど、飛ぶと確信することができた。
ビヨンドマックスギガキングの試打についての詳しい記事はこちら。
【2020年】ビヨンドマックスとブラックキャノン比較体験談
ビヨンドマックスに関しては、いわゆる高反発の技術が進歩したものだからよく飛ぶのはわかる。
技術の用いられていない普通のバットでも、ビヨンドマックスのような打球が打てたのが2本ある。
それは、以下の2本。
- ザナックスの合竹バット
- ZETT GODA GH
ザナックスは木製の部類だし、ゴーダGHは金属バット。
素材が異なる2本のバットに共通すること。
それは、重量級ということだ。
ザナックスは900g、ゴーダGHは850g。
ゴーダGHについては、軟式バット市場ではなかなかお目にかかれない重さだ。
何故かというと、軟式野球では800g以上の重さには需要が無いから。
ということは、まともに扱える人が多くないということ。
つまり、性能ばかりに気を取られて自分の実力を上げようと思っていない。
やっぱり、趣味程度で草野球しようとする人の方が多いので、きっちり素振りをして上達しようとか上手くなりたいって人の方が少ない。
だから、体がなまっててバットが振れなくなった結果軽いバットを求める。
草野球人口の年齢が幅広いっていうのもあるけれど。
そんな重量級のバットは絶滅危惧種になりつつある。
総合力では、ビヨンドなどの高性能バットには劣るけど、重量級バットは当たった時の衝撃力で飛んでいく。
だから、芯でとらえたときの打球はビヨンドなみになるわけだ。
ザナックスのバットでフリーバッティングした時は、芯でとらえないとしっかり飛ばないからこそ練習になる。
この重さでやっていると、高性能バットをかなり楽に扱えるようになるはずだ。
初心者でもバットの重さは気にしなくていい
初心者が、バットを購入する際によく経験者からは750gは重いから振れないよ。
などと言われたことがあるとかもしれない。
誰が決めたの?
人の体格や筋力など様々な要素があるのに、一概に重さの数字だけで決めつけてしまうのはナンセンスだ。
現に、僕が野球初心者を含めた経験の異なる5人で重さを伏せた3本のバットを打ち比べたことがある。
バットを打ち比べた詳細は以下の記事を見てね。
草野球バットの比較!初心者から経験者までの感想とは?
その結果から、面白いことがわかった。
僕と同級生で野球経験ゼロのSは、800gのビヨンドが一番よく飛ぶし、ヒット性の当たりが良く打てたのは、ハンターマックス770gと答えた。
初心者には、重いと言われる部類の2本のバットが彼の感覚の中でいいと判断できた。
中学野球経験があり、身長はそれほど高くなく華奢な後輩Tは、この時検証した中で1番重い850gのゴーダGHが叩きやすいと言っていた。
この発言から、Tはおそらくバットのヘッドの重みを利用して振ることができるタイプと推測できる。
重さという先入観をなくすことでバットの選択肢はもっと広がるのではないだろうか。