草野球バット長さで、この記事をご覧のあなたは以下のことを考えていませんか?
自分に合ったバットの適切な長さが知りたい
バットの買い替えで今使っているものと長さが違う
バットを短くor長くするとバッティングの影響はどうなるのか?
もし、あなたがこのように考えているなら、このページを読んでみてほしい。
草野球のバットについては以下のようなコンテンツもご用意しているよ!
草野球バットの選び方は店頭で振る!おすすめショップと大事なこと
今回の記事では、草野球バットの長さは気にしなくていい理由を、僕自身の体験と過去にバットの比較検証の結果を交えて解説しているよ!
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草野球バットの長さは気にするな!
自分に合うバット。
それを選ぶ際に、余計な先入観が最適なバット選びを邪魔するに他ならない。
一般的によく言われるのは、長いバットはパワーがある人が合っているだとか、短いバットはミートしたい人だとか。
本当にそうだろうか?
バットって完全に個人の感覚が全てだと思っている。
人に言われて選ぶものではない。
僕もそうだった。
今でこそ、検証のためにいろんなバットのスペックを確認したりしている。
けれど、今までは長さなんて一切気にしなかった。
振ってみてフィーリングの合うものを使っていたからだ。
草野球では無いんだけど、大学の部活で軟式野球をやっていた時のこと。
重さも長さも気にしずに、チームバットを全部振ってみた。
その中で、フィーリングの良かったものは、松井モデルのカーボンバット(おそらく85㎝)だった。
それを使い続けたら、結果的に人生初のホームランを打つことができたし長打率も上がった。
何の先入観もなく選んだ見た一つの結果だった。
バットの長さを気にしない方がいい理由
バットを選ぶ際によくクローズアップされるのが、材質・重さ・長さの3点だ。
長さに関わらず言えることは、気にしすぎない方がいい。
バットの長さを気にしない方がいい理由は、以下の2点。
- バットの選択肢が減る
- 人によって感覚が違う
一つ一つ解説していこう。
バットの選択肢が減る
僕は知らなかったんだけど、自分に合うバットの長さを求める公式が存在しているらしい。
公式は以下の通り。
自分に合うバットの長さ=自分の片腕の長さ(脇から指先まで)×1.3
試しに、算出してみよう。
僕の腕の長さをざっくり図ってみたら、62.5㎝だった。
62.5㎝×1.3=81.25㎝
小数点を繰り上げても82㎝。
僕のお気に入りのバットであるビヨンドと、ルイスビルスラッガープライムC271の長さは、84㎝と86㎝だ。
別に振れなくなしいし、自分の取り組み次第では扱えるようになる。
長め方が僕はしっくりくる。
そもそも、82㎝のスペックのバットなんて使ったことない(笑)
ぶっゃけあてにならん。
軟式バットの市場で、よくある長さから腕の長さを算出してみると以下のようになる。
- 82㎝=腕の長さ約63.08㎝
- 83㎝=腕の長さ約63.85㎝
- 84㎝=腕の長さ約64.62㎝
- 85㎝=腕の長さ約65.38㎝
では、腕の長さが68㎝の人だったらどうなるだろうか?
計算上では、88.4㎝になる。
これはまず、軟式バットの市場に流通していない長さだ。
オーダーの木製ならばできるけれど。
なので、一般的に言われる適正な長さの公式は疑問が残る。
もし、バットの長さを悩んでいるのであれば、長さを見るのをやめてショップにあるバットを手当たり次第振ってみることをおすすめする。
一番しっくりくるものや、「おッ!」と感覚的に感じるものがあるはずだ。
人によって感覚が違う
人によって、体格や筋力などは個人差があるのは当然だよね。
それと一緒で、人によってバットを振った時の感覚は異なるのもまた必然。
以前、試合で先輩のチームから助っ人を呼んでもらったことがある。
助っ人の方も知り合いなんだけど、僕が持っていたルイスビルスラッガープライムC271を振ってもらった。
710gの86㎝だ。
振ってもらった感想は、重いとのこと。
重さ的には軽い部類になるけど、トップバランスで尚且つ長さが86㎝だから遠心力が効くためだ。
僕自身は、メインが84㎝800gのビヨンドだし、素振りで硬式合竹バット900gを振り回しているからあまり重くは感じない。
それともう一つの事例としては、バットの比較検証をしたとき発言が非常に興味深かった。
バットの比較検証した詳細は、以下の記事で確認してみてね!
草野球バットの比較!初心者から経験者までの感想とは?
その中で、後輩Tとその友達H君、同級生で完全野球初心者のSの発言は以下の通り。
T:ゴーダGHは叩きやすくて使いやすい。
H君:3本の中で好みはハンターマックス。
S:ヒット性の打球が多いのはハンターマックス。
ゴーダGH85㎝、ハンターマックスは84㎝。
体型としては、SはぽっちゃりでTとH君はやせ型だ。
特に後輩Tの野球経験は、中学野球まででバットも振り込んでいるわけでは無い。
にもかかわらず、85㎝の長めのバットが扱いやすいと言っていた。
以上から長さを気にする必要は、特にないことがわかるよね。
バットの長さを変更した影響と対策
今使っているバットがそろそろ寿命を迎える。
そうした時に悩むのが、バット選びの際に使い慣れている長さと違うものしか選択できないことがある。
例えば長さ86㎝のバットを使っていたけど、市場にほとんど流通していないとか。
逆の場合もあり得る。
パターンは2通り。
- 現状のものよりもバットを短くする場合
- 現状のものよりもバットを長くする場合
それぞれ見ていこう。
現状のものよりもバットを短くする場合
現状のバットよりも短いものを扱うなら、感覚としては軽く感じる。
これは、バットが短くなった分遠心力も長さの分だけ減るからだ。
バッティングへの影響としては、振り抜きがしやすくなるけど、飛びに満足しないかもしれない。
それと振った感じが軽くなるため、力んで力任せに振ってしまうから、ミートポイントがブレる可能性も考えられる。
- 対処法
力まずに5~7割程度の力で振ることを意識すること。
とにかく短くしたバットの感覚になれるため、様々なシーンで使うといい。
現状のものよりもバットを長くする場合
現状のバットよりも長さを長くしたら、重いという感覚を味わうと思う。
バットが長くなるので、その分遠心力も大きくなる。
バッティングに対しての影響は、バットコントールが以前に比べて若干難しくなるが、遠心力が効くため以前よりも飛ぶ。
- 対処法
新調するバットよりも20~30g重いバットを使ったり、バットリングをはめて素振りや練習を行う。