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ビヨンドマックス徹底比較!特徴と目的別ランキング・比較実例

ビヨンドマックスは、多くの草野球プレーヤーから支持される高反発バットの代表格ですよね。

しかし、そのモデルが非常に豊富で、「どれを選べば自分に合っているのか分からない…」と悩んでいる方も多いのではないでしょうか?

この記事では、以下の内容をわかりやすく解説します。

この記事でわかること
  • ビヨンドマックスシリーズ現行8モデルの特徴比較
  • 飛距離・操作性・バランス・コスパ別のおすすめランキング
  • 筆者の購入経験を踏まえた、比較のポイントと変化

あなたにぴったりのビヨンドマックス探しの参考になれば嬉しいです。

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この記事を書いた人
  • 野球経験は、小・中学校・大学が軟式野球、高校は硬式野球
  • 草野球歴13
  • 名古屋の野球ショップの店長さんに「今すぐうちで働ける」とスカウトされた

ビヨンドマックスシリーズの特徴

現行のビヨンドマックスシリーズには、以下の8種類があります。

現行のビヨンドマックスシリーズ
  • レガシー(基本モデル)
  • レガシーフレア
  • レガシーメタル
  • レガシーLW
  • レガシーショート
  • レガシーウッド
  • NE
  • エリプス

これらの特徴をまとめたものが以下の表です。

モデル名特徴
レガシー(基本モデル)レガシーシリーズの中核をなす標準仕様。
製品名に「レガシー○○」とつかない。
レガシーフレアグリップエンドがフレア形状(外側に広がる設計)になっており、手首の引っかかりが少ない。
レガシーメタル芯に金属素材を用いることで金属のような打ち応えを再現。
レガシーLW振り抜きやすさを重視した軽量モデル。重量が抑えられており、素早いスイングがしやすい。
レガシーショート78cm/80cmの短め設計。コンパクトスイングやミート重視のプレーヤー向け。
レガシーウッド木製風の打感と外観を持ちながら、反発性能を兼ね備えた特殊構造。見た目と感触がリアルウッドに近い。
※公式戦では使用できません
NEエントリーユーザー向けの設計。扱いやすさと反発力のバランスが取れたコストパフォーマンスモデル。
エリプス芯の構造が楕円形(エリプス型)になっており、凸の面ではゴロを打ちたい時、面の部分では飛距離が欲しい時など打ち分けが可能。旧オーバル系の進化形。

詳しいスペックなどが知りたい方は、以下の記事を参考にしてみてくださいね。

ビヨンドマックスのラインナップは40種類以上にも及びます。

以降のセクションでは、スペック以外の視点で比較のポイントをお伝えしていきます。

ビヨンドマックス4つの比較ポイント

ビヨンドマックスシリーズは、スペックの違いはもちろんですが以下の4つのが比較のポイントです。

  1. 価格
  2. グリップ形状
  3. ウレタン性能
  4. 芯材の材質

その1. 価格

モデルによって2万円以上の差があることも。

コスパ重視か、性能重視かを見極めましょう。

その2. グリップ形状

グリップ形状は、一般的に画像左のスタンダード型が多です。

ビヨンドマックスフレアのみ画像右のフレア形状になっています。

その3. ウレタン性能

ビヨンドマックス最大の特徴が、芯を覆うウレタン素材の性能です。

モデルによって厚みや構造が異なり、飛距離に影響します。

現行モデルでは「レガシー」が最も反発力が高く、「NE」や「エリプス」は性能を抑えた廉価モデルです。

その4. 芯材の材質

バット内部構造である芯材が異なることで、打感の差がでます

ビヨンドマックスシリーズの中でも、レガシーメタルが唯一の金属素材を使用しています。

比較ポイントまとめ

4つの比較ポイントを表にまとめるとこのようになります。

ビヨンドマックス4つの比較ポイント早見表
モデル名価格(円)グリップウレタン性能芯材の材質
基本モデル49,500〜57,200スタンダート芯材を細くしウレタン厚20mmを実現。ギガキングより反発計数7%アップ。FRP
フレア55,000フレア基本モデルと同じ仕様・反発力。FRP
メタル55,000スタンダート先端部のウレタン厚が約15.5mmで、基本モデル(約8mm)の約2倍。金属
LW55,000〜57,200スタンダート基本モデルと同じ仕様・反発力。FRP
ショート55,000スタンダート基本モデルと同じ仕様・反発力。FRP
NE33,000スタンダート反発力は金属バット以上初代ビヨンド未満。ウレタン仕様は非公開。FRP
エリプス35,200スタンダートキング世代相当の反発力。内部構造は楕円型で、打球方向に応じた使い分けが可能(旧オーバル系進化版)。FRP

【目的別】ビヨンドマックス比較ランキング

ビヨンドマックスの中でも、用途やプレースタイルによって最適なモデルは異なります。

ここでは、「飛距離」「操作性」「バランス」「コスパ」の4つの視点で各モデルを比較し、それぞれの部門ごとにおすすめモデルを紹介します。

ランキングの選出基準について

各ランキングは、モデルごとのスペック(長さ・重さ・構造・価格)をもとに客観的に評価しています。

  • 飛距離部門:ウレタン構造や反発力を加味した「飛距離指数」が高いモデルを評価

  • 操作性部門:スイングのしやすさを表す「操作性指数」が高いモデルを評価

  • バランス部門:飛距離指数・操作性指数がともに3.0(標準)に近いモデルを評価

  • コスパ部門価格が安いモデルを評価

 各モデルの詳細なスペックは、こちらの記事を参考にしてください。

目的別比較ランキング1位

各部門の1位を確認していきましょう。

飛距離ランキング1位【飛距離を重視する方におすすめ】

モデル名ビヨンドマックスレガシーメタル
品番1CJBR20085
長さ(cm)85
重さ(g)760
バランストップ
飛距離指数5.0
操作性指数0.4
価格(円)55,000

 飛距離指数が一番高いのがこちらのビヨンドマックスレガシーメタルです。

重さも、ビヨンドマックスシリーズの中で最重量です。(レガシーウッドを除く)

その分、扱いが難しいことが注意点です。

飛距離部門のランキングを5位まで出したので、気になる方はチェックしてみてくださいね。

順位モデル名シリーズ飛距離指数操作性指数
1位1CJBR20085メタル5.00.4
2位1CJBR19684メタル4.31.1
3位1CJBR16885フレア4.01.4
3位1CJBR16585基本4.01.4
5位1CJBR20184メタル3.91.5

操作性ランキング1位【扱いやすさ重視の方におすすめ】

モデル名ビヨンドマックスレガシーショート
品番1CJBR18380
長さ(cm)80
重さ(g)710
バランストップ
飛距離指数1.4
操作性指数4.0
価格(円)55,000

 このビヨンドマックスレガシーショートは、シリーズで最も短いです。

そのため、かなり扱いやすいと言えます。

ただし、短さゆえに飛距離性能は一番低いです。

以降5位までのランキングを確認したい方はこちらの表です。

順位モデル名シリーズ飛距離指数操作性指数
1位1CJBR18380ショート1.44.0
2位1CJBR20682LW1.63.8
3位1CJBR18381ショート1.73.7
4位1CJBR20683LW1.93.5
4位1CJBR18583LW1.93.5

バランスランキング1位【バランス型を求める方におすすめ】

モデル名ビヨンドマックスレガシー(基本モデル)
品番1CJBR19984
長さ(cm)84
重さ(g)730
バランスミドル
飛距離指数2.9
操作性指数2.6
価格(円)55,000
モデル名ビヨンドマックスレガシー(基本モデル)
品番1CJBR19184
長さ(cm)84
重さ(g)730
バランスミドル
飛距離指数2.9
操作性指数2.6
価格(円)55,000
モデル名ビヨンドマックスレガシーフレア
品番1CJBR16883
長さ(cm)83
重さ(g)730
バランスミドル
飛距離指数2.6
操作性指数2.9
価格(円)55,000

 上記の3本が同率で1位になりました。

操作性と飛距離を求める欲張りな方におすすめです。

1CJBR19984と1CJBR19184はスペックが同じなので、デザインが好みのものを選びましょう。

1CJBR16883は、上の2モデルよりも1cm短いため、より操作性に優れています

1位以降のランキングを確認したい方はこちらをどうぞ!

順位モデル名シリーズ飛距離指数操作性指数
1位1CJBR19984基本2.92.6
1位1CJBR19184基本2.92.6
1位1CJBR16883フレア2.62.9
4位1CJBR19884基本32.4
4位1CJBR19084基本32.4

コスパランキング1位【コストパフォーマンスを重視する方におすすめ】

モデル名ビヨンドマックスNE
品番1CJBR19783
長さ(cm)83
重さ(g)640
バランストップ
飛距離指数1.9
操作性指数3.5
価格(円)33,000
モデル名ビヨンドマックスNE
品番1CJBR19784
長さ(cm)84
重さ(g)650
バランストップ
飛距離指数2.2
操作性指数3.2
価格(円)33,000
モデル名ビヨンドマックスNE
品番1CJBR19483
長さ(cm)83
重さ(g)640
バランストップ
飛距離指数1.9
操作性指数3.5
価格(円)33,000
モデル名ビヨンドマックスNE
品番1CJBR19484
長さ(cm)84
重さ(g)650
バランストップ
飛距離指数2.2
操作性指数3.2
価格(円)33,000

ビヨンドマックスNEの4本がコスパNo. 1です。

ビヨンドマックスレガシーに比べて、定価が22,000円も安いです。

高反発系のバットをまだ使ったことがない方の入門的な位置づけや、チームバットとしても最適ですね。

コスパの上位5位までのランキングを確認したい方は以下の表もご覧ください。

順位品番シリーズ価格(円)飛距離指数操作性指数
1位1CJBR19783NE33,0001.93.5
1位1CJBR19784NE33,0002.23.2
1位1CJBR19483NE33,0001.93.5
1位1CJBR19484NE33,0002.23.2
2位1CJBR16683エリプス35,2001.93.5
2位1CJBR16684エリプス35,2002.23.2

ビヨンドマックス比較実例

2023年、僕がビヨンドマックスレガシーを購入した当時のラインナップをもとに、なぜレガシーを選んだのかを振り返ります。

ビヨンドマックスを長年実際に使ってきた詳しいレビューはこちらです。

さらに、現在の視点で改めて比較するならどうするのか。

その考え方の変化も含めて、リアルな体験談を交えながらお伝えします。

【ビヨンドマックスレガシー比較購入の背景】

2023年、僕はビヨンドマックスレガシー(基本モデル)を購入しました。

当時のラインナップは次のとおりです。

  • ビヨンドマックスNE
  • ビヨンドマックスエリプス
  • ビヨンドマックスレガシー基本モデル
  • ビヨンドマックスレガシーフレア

このラインナップでウレタン性能を比較します。

ウレタン性能は飛距離の性能とも言えるので、低い順に並び替えるとこのようになります。
(ビヨンドマックスは省略します)

NE<エリプス<基本モデル=フレア

そして、当時の僕は飛距離を求めていたことと、所有しているビヨンドマックスキングに近いスペックで以下の条件で絞り込みました。

  • 長さ 84〜86cm
  • 重い 750g以上
  • バランス トップ

重さは合致しなかったものの、近いものがこれです。

モデル名ビヨンドマックスレガシー(基本モデル)
品番1CJBR19085
長さ(cm)85
重さ(g)730
バランストップ
飛距離指数3.8
操作性指数1.7
価格(円)55,000

スペック的にビヨンドマックスキングに近いレガシー(基本モデル)は「これなら問題なく使えそうだ」と思える選択肢でした。

実際に使ってみると、飛距離性能にはとても満足しています。

ただ、実戦で打席に立ったとき、素振りやTバッティングでは感じなかったヘッドが少し遅れて出てくるような感覚が気になりました。

打ち損じが増えるわけではないんですが、もう少しミートしやすければと感じる場面もありました。

【ビヨンドマックス比較】現行ならこうする

レガシー購入は失敗ではありません。

飛距離性能は抜群で、打球の伸びも素晴らしい。

ただ、使っていく中で感じたのは、自分の打撃スタイルや身体の変化に合わせたフィット感の重要性でした。

仕事・家庭・草野球と限られた練習時間の中で、バッティングをもっと楽しみたい。

だからこそ、ヒットの確率を上げることを重視するようになりました。

その延長線上に、自然と長打やホームランのチャンスが増えてくれれば、それで十分楽しい。

そこで今、条件を挙げるとしたら以下の通りです。

  • 長さ 85cm
  • 重さ 740〜800g
  • バランス ミドル

これに合致するものは以下のものです。

型番価格(税込)長さ(cm)重さ(g)バランス飛距離指数操作性指数
1CJBR1998555,00085740ミドル3.61.8
1CJBR1918555,00085740ミドル3.61.8
1CJBR1828552,80085740ミドル3.61.8
1CJBR1658549,50085750ミドル4.01.4
1CJBR1588549,50085740ミドル3.61.8
1CJBR1688555,00085750ミドル4.01.4

6本まで絞り込めましたね。

この中で、重さは10gしか差がありません。

なので、デザインとグリップエンドが僕好みなのでこれに決定!!

モデル名ビヨンドマックスレガシーフレア
品番1CJBR16885
長さ(cm)85
重さ(g)750
バランスミドル
飛距離指数4.0
操作性指数1.4
価格(円)55,000

今の自分にとっては、長さも重さも現在使用中のレガシーとほぼ同等。

ただしミドルバランスなので、振ったときの感覚は軽くなるはずです。

ヒットを増やして、バッティングをもっと楽しみたい。

そしてその結果として、長打やホームランが自然に増えれば最高です。

まとめ

ビヨンドマックスはどのモデルも優れた飛距離性能を持っていますが、「重さ」「バランス」「長さ」といった微妙な違いが、フィーリングに影響を与えます。

この記事では、現行モデルの特徴を比較し、飛距離や操作性など目的別にランキングをつけました。

また、僕自身の購入体験も紹介し、今の自分の状態に合った比較についても考えてみました。

ビヨンドマックスを選ぶ際は、単に「飛ぶ」というだけでなく、自分のバッティングスタイルや操作性の好みを考慮することが大切です。

この記事が「ちょっと違ったかも…」と後悔しない1本を見つけるための参考になれば幸いです。

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