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マスカレードの意味は仮面舞踏会!題材になる3つの理由と代表作も

マスカレードの意味は、

仮面舞踏会

です。

この記事では、

・マスカレードの基本的な意味と派生した意味

・マスカレードまたは仮面舞踏会が題材になった代表的な作品

・仮面舞踏会が題材になる3つの理由

についてお伝えしています。

興味のある方は、是非ご覧ください。

マスカレードの基本的な意味と派生した意味

マスカレードの基本的な意味

マスカレードは、英語のmasqueradeをカタカナ読みにしたものです。

マスカレードの意味と語源は以下の次の通りです。

意味 語源
仮面舞踏会 maschera(イタリア語)

語源であるmascheraの意味はマスクです。

15世紀のイタリアで、マスク(仮面)をつけてを被って素性を隠して参加するダンスパーティーが人気を博しました。

これが仮面舞踏会です。

仮面舞踏会は、17~18世紀にヨーロッパ全土に広がりました。

mascheraが、英語圏でmasqueradeと変化したと考えられます。

仮面舞踏会から派生するマスカレードの意味

仮面舞踏会は、マスクを着けて着飾り、素性をわからなくして参加するパーティーでした。

このことから派生した意味は、以下の通りです。

意味
見せかけ 中身が無いうわべだけ
虚構 実際にはない、作り上げたこと

どちらも、マスクで正体を隠していることから連想しやすいですね。

 

日本国内限定で仮面という意味で使われるマスカレード

日本では、仮面舞踏会から派生して仮面という意味で使われている場合もあります

ただし、これは日本国内限定で、厳密に言うと正しい使い方ではありません。

 

マスカレードまたは仮面舞踏会が題材になった代表的な作品

動画は、東野圭吾の小説『マスカレード・ナイト』の映画化の予告版です。

これを含め、マスカレードや仮面舞踏会が題材になっている作品は多くあります。

マスカレードや仮面舞踏会が題材になっている作品一覧

以下の表が、マスカレードや仮面舞踏会が題材になっている作品です。

作品名 作者
映画『マスカレード・ホテル』 東野圭吾
映画『マスカレード・ナイト』 東野圭吾
楽曲『MASQUERADE』 聖飢魔II
楽曲『マスカレード』 安全地帯
楽曲『マスカレード』
楽曲『Masquerade』 Hey!Say!JUMP
楽曲『MASQUARADE』 hyde
小説『マカレード・ホテル』 東野圭吾
小説『マスカレード・イヴ』 東野圭吾
小説『マスカレード・ナイト』 東野圭吾
短編小説『跳び蛙』 エドガー・アラン・ポー
オペラ『ギュスターヴ3世』 ウジェーヌ・スクリーブ
オペラ『仮面舞踏会』 ジュゼッペ・ヴェルディ

 

実際に起こった悲劇を題材にしているもの

仮面舞踏会では、華やかなイメージとは裏腹に、悲しい事件や事故が起こりました。

上の一覧で紹介した作品の中で、実際に事故や事件を基にした作品は以下の通りです。

作品名 事故・事件の内容
短編小説『跳び蛙』 1393年、王妃イザボー・ド・バヴィエールは、侍女の婚礼で大規模な仮面舞踏会を開催。
シャルル6世と5人の貴族が毛むくじゃらの森の野蛮人に扮して踊りをしようとした。
その際、たいまつに接近しすぎて衣裳が燃えてしまった。
シャルル6世は助かったものの4人が焼死した。
オペラ『ギュスターヴ3世』
オペラ『仮面舞踏会』
1792年、スウェーデン国王グスタフ3世が、仮面舞踏会の最中に、彼に不満を抱くヤコブ・ヨハン・アンカーストレムという貴族によって射殺された

 

仮面舞踏会が題材になる3つの理由

先ほどの一覧から分かるように、マスカレードや仮面舞踏会が題材になっている作品は多くあります。

なぜ、マスカレードや仮面舞踏会が題材にされるのでしょうか。

それは、以下の3つの理由があるからだと推測します。

理由その①
豪華絢爛で絵になる
仮面舞踏会の魅力の一つは、華やかな舞台
宮廷で多くの人が着飾り豪華絢爛なので、非常に絵になりやすい。
理由その②
正体を隠すのでミステリー性が増す
仮面をつけて参加をするので、最初から正体がわからない。ミステリアスな要素が漂う
理由その③
実際に悲劇が起こっている
仮面舞踏会は、華やかなイメージがある一方で、悲しい事故や事件が実際に起こっている

以上の3つの要素から、マスカレードや仮面舞踏会が題材になりやすくなっています。