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ガチンコの意味は主に相撲やプロレスでの真剣勝負で使われている

ガチンコの意味は、

主に相撲やプロレス、格闘技での真剣勝負

です。

この記事では、

・ガチンコの意味詳細,語源

・プロレスに広まった経緯

・ガチンコの類語と反対語

についてお伝えしています。

興味のある方はご覧ください。

ガチンコの意味・語源・プロレスに広まった経緯

ガチンコの意味の詳細

ガチンコは、もともと相撲の隠語で使われていて、プロレスや格闘技にも広まりました。

その意味は、主に6つあり以下のように表します。

ガチンコの意味
真剣勝負
まじめな勝負
真剣に
本気で行うさま
本当に
真剣に行う組み稽古

 

ガチンコの語源

ガチンコの語源は、土俵で立ち合いの際に力士同士が激しくぶつかり合う時の「ガチッ」という衝撃音です。

その力士たちの立ち合いを見れば、本気で勝負をしているのだと感じられますよね。

 

ガチンコがプロレスに広まった経緯

ガチンコという言葉は、江戸時代から使われていると推測されています。

それに対し、日本では相撲より歴史の浅いプロレスでも、ガチンコという言葉が浸透しています。

理由は、往年の名選手・力道山にあります。

力道山は、相撲界からプロレス界に転向しました。

その際に、相撲の習慣や伝統的なしきたりの多くをプロレスの世界に持ち込みました。

なので、プロレス界でもガチンコという言葉は真剣勝負という意味で使われています。

 

ガチンコの類語と反対語

ガチンコ以外にも、真剣勝負という似た意味を持った言葉があります。

そして、ガチンコの反対語は八百長です。

ガチンコの類語と反対語をまとめました。

ガチンコの類語 ガチンコの反対語
相撲 注射、花相撲、無気力相撲、八百長
プロレス セメント、シュート ブック

 

八百長の意味と由来

八百長の意味

八百長の意味は、真剣な勝負と見せかけてどちらかが故意に負けることです。

また、八百長には対戦相手と事前に打ち合わせているか否かよって表現が異なります。

通棒・共謀・いかさま・やらせ・仕込み 対戦相手と事前に打ち合わせてどちらが勝つのかを決めている場合
方八百長・方八百 対戦相手と事前に打ち合わせをすることなく、どちらか一方だけが負ける行為を行う場合

 

八百長の由来

その由来は、明治時代の八百屋の店主であった「長兵衛(ちょうべえ)」です。

八百屋の長兵衛(ちょうべえ)は通称「八百長」と呼ばれていました。

囲碁をたしなんでいて、以後仲間には大相撲の年寄である伊勢ノ海五太夫がいました。

実力で言えば、八百屋の長兵衛(ちょうべえ)が勝っていましたが、

  • 店の商品を買ってもらうため
  • 囲碁を打つ時間を短縮

など諸説の思惑があり、わざと負けて伊勢ノ海五太夫の機嫌を取っていました。

しかし、ある時に囲碁の棋士で実力のある本因坊秀元(ほんいんぼう しゅうげん)と互角の勝負をしました。

そのため、周囲には八百屋の長兵衛(ちょうべえ)の真の実力が知れ渡ることになりました。

それ以降、真剣に勝負しているかのように見せる対戦を、八百屋の長兵衛から取って八百長というようになりました。